全ての子牛との向き合い方

酪農家は乳牛のメス牛には名前を付けます。
しかし、すぐに肥育農家へ売られていくオス牛や、F1、和牛などには
名前を付けないことが殆どだと思います。
ほんの1,2ヶ月だけの付き合いとはいえ、それじゃちょっと思い入れができないな。
そう思って、先日生まれたF1の子からは、名前をちゃんとつけてあげよう。
そう思いました。

私たちは、後継牛にならない子牛にも、後継牛同様、全力で向き合います。
買い取られた先に行っても、ひと際よく育つように、考えて取り組みます。
それは、子牛が母牛の腹の中に居る時から始まります。
人間と同じで、いかに体がちゃんと出来上がった段階で分娩させれるか。
ちゃんと育って生まれた子牛は、30分で立ち上がれるし、1時間以内にミルクも飲める。
ミルクもいきなり4リットル以上飲める。
こうした子牛は、その後の管理も楽なんです。
それはつまり、子牛も不幸なく大きくなれるということ。

人と牛の良好な関係は、母牛の体内で授精した時に、スタートしています。