分娩がないと酪農はできない

予定日通りも、大きく生まれてきた♂ - 年明けには市場へ出荷です

牛乳は、子牛の為に母牛が出すもの。それを、人間が頂いている。
つまり、分娩なくして酪農は成立しないのです。
そして、分娩は命が動くタイミングです。
子牛が生まれる。のはもちろんですが、その分娩周辺の時間というのは
母牛が死ぬ。子牛も死ぬかもしれない。
酪農において、もっとも事故が多いのが、この分娩と、その前後なのです。
そんなリスクの上に、さらに牛乳も頂いているのですから、
その事実は知っておくべきです。

今回、タイミングが合って、TVカメラがこのお産の様子を撮影できました。
年明け1月公開予定です。分娩中の介助は無しの自然分娩。
小さな母牛から、とても大きなオスの子牛が生まれてきました。
生々しい出産の様子がどのように編集され放送されるのか。こうご期待。

また、今回はご近所さんにも親子で見学に来ていただけました。
せっかく近くに牛舎があるので、ぜひぜひ見に来ていただきたいです。

産んだら初乳を搾ります - 我が家では最初から搾りきります※最初は少しだけ搾るなど農家によって様々です。

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