久松さんが来た!
茨城県で有機農業を実践されている久松さんが
10月11日ー12日に富山へ視察に来てくださいました!
3年ほど前に、Podcast番組「青いTシャツ24時」の企画で初めて接点ができてから
今日まで度々意見交換をさせていただいたり、パネルディスカッションでお話をしたりと
関わる機会がありました。
いつか富山に行くよ!と言っていただいていましたが、
ついに本当に(笑)お越しくださいました。
私は1日目の富山市周辺の視察に同行はできませんでしたが、
1日目の夜の交流会と2日目の午前中の「庄東ノーサン」の視察へは参加できました!
一枚目の写真は二日目午前の庄東ノーサンを事業承継した中谷さんにスプラウト農場を視察案内させてもらった時の写真です。
非農家どころか、
まったくの県外出身者で畑の違う大手銀行マンやNPOで働いてきた中谷さん。
いきなり昨年春に農園を買い取り、ここまでの1年半ぶっちぎってきた話はすごかった。
歩きながら、すべてのポイントでエピソードが飛び出し、
酪農にはない、とてもシビアな栽培管理や計画、市場やバイヤーなどとのやり取りに
「はえー」と感嘆の声しか出ませんでした。
それでも、自身の儲けよりも農園の未来を考える姿には圧倒されました。
凄い同世代がいたもんだと。頑張ります。俺も。
そして、この写真は11日夜の交流会です。
県内の新規就農者の若手に声をかけ、中でも面白すぎる按田さんと不破ちゃんと
写真を撮った時には先に帰宅されていた中谷さんに加え、
clover farmの若手スタッフと研修生で語らいました。
なかなか若い就農者と話していても、富山農業の未来の話や、
それぞれの農園の未来の話などを熱く意見交換する雰囲気は醸成されませんが
なぜか久松さんが居ると、自ずとそういう話に熱くなる。そんな夜でした!
そして12日の午後はついにclover farmへ!
なんとそこには、高岡在住小矢部でハーブ農園を経営されている金丸さんにアテンドされて
富山県副知事の佐藤さんも合流してくださいました!
牧場の概要だけでなく、5km離れた水田を畑地化して牧草生産をしている農地に
実際に足を運んでいただき、ビジョンや苦労話などのエピソードを
たくさん聞いてくださいました!
改めて、何をしようとして、何を達成したいのか反芻できました。
ここで起こっていることは社会の縮図で、国吉の農業、clover farmの取り組みを
知ることによる学びは大きいと言ってくださいます。
私は日本の食を酪農から支えたい。
それは島国日本の本来なら限りある資源を循環させる食システムの構築です。
そこに酪農は不可欠で今後も先陣を切って、地域農業の未来を考えます。
次は久松農園へ私が胸が締め付けられるような職場環境を通じて、
農業者の育て方、向き合い方の秘訣を探りたいと思います!
久松さん、この度はお越しいただき本当にありがとうございました!
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