第16回全日本ホルスタイン共進会出場

 10月25~26日に北海道の安平町で開催された

第16回全日本ホルスタイン共進会に富山県代表として

選抜された当牧場の経産牛2頭を出品してきました。

北海道までの牛の移動はトラックです。
ルートは新潟から磐越自動車道を通り太平洋側を北上しました。
青森と函館間のみフェリーに乗船し、再び陸路で会場を目指しました。
遠方で行われる共進会へ参加するのは、
牧場としても、青沼としても今回が初めてだったので、
輸送中もできるだけ牛の対応ができるように、
また、海が荒れてフェリーに乗れないとか、フェリーの揺れで
輸送ストレスがかかることを懸念して、人間も大変ですが
陸路を多めにしました。
トラックの後ろから管理に必要な荷物を積んだ、荷物車も伴走して向かいました。
道中も、水や餌を欠かさず与えながら移動します。
当然、乳も張ってくるので適宜搾乳も行いながら移動します。
富山県からはclover farmの2名に加え、畜産振興協会、富山県から合わせて3名での参加。
牛の管理をできるのは2名のみだったので、
輸送から現地での管理も含めて中々ハードでした。
会場に着いたら、割り当てられた区画に牛をつなぎ、準備をしていきます。
輸送時間約26時間。牛にかかったストレスを抜くために、
早い県は大会1週間前から搬入し準備していましたが、
富山県は2日前に搬入し、短い期間でコンディションを整えていきました。
綺麗に洗って毛刈りをした乳牛が汚れないように、
糞や尿をするときは、床に落とさないようにバケツで受けます。
これを昼夜問わず行うので、とても大変です。
富山県は2名しかいなかったので、隣の岐阜県さんや、
知り合いの牧場の協力をいただきながら大会を迎えました。
本当に助かりました。

こちらが審査中の写真です。
まずは1頭目の「ホエルコ」です。小柄な牛ですが、後乳房が個人的に好きです。
7月末分娩で、コンディションが完璧ではなかったですが、頑張りました。
だいぶいい状態を出せたと思っていましたが、共進会が終わって、
今の方がますます充実してきているので、この牛の見せ所はまだ先だったのかも。
とも思っています。長く頑張ってほしいです。
そしてこちらが2頭目の「イカ」です。
大きい体に反して神経質で、移動のストレスをしっかり受けてしまい、
乳房の調整に苦労しました。審査当日に向けて、徐々に採食量が増えていき、
応じて乳房の張り具合も変化していくなかで、想定よりも張らせ過ぎたという
管理面での反省があります。
乳頭の太さ、長さが際立った欠点だったかなぁと、選定からの反省もありますが、
フレームは当牧場では目を見張るファミリーなので、乳房、乳頭の改良に力を入れて
より一層搾りやすい後継牛の作出を目指そうと思いました。
会場リンク内に立ち、準備を続けてきた自社の牛と
ほかの出品牛を比較できたのは非常に勉強になりました。
とくに、自社に足りない改良点として、搾乳牛の肝ともいえる乳器だと思いました。
乳頭と配置が正確で後乳房の幅を持った牛を作っていきたいと思います。
今は、ロボット適正での選抜もされているので、
以前よりも改良はしやすいと思っています。
長期にわたった準備から、共進会期間中、
出品に直接かかわったメンバーだけでなく
牧場メンバーや、県の関係機関の協力で
全ホル出品を完了することができました。
本当にありがとうございました!


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