哺乳作業のモジュール化

 

こんにちは。

今日は、現在牧場で取り組んでいる内容をご紹介します。

clover farmでは、今後も社員の増員や入れ替わりなどが起こることを想定して、

今行っている様々な仕事のモジュール化を進めています。

自然相手、生き物相手のこの仕事を、人が行うわけですから、

人の感覚やセンスに依存して業務が行われてしまうのは理解できます。

しかし、それでは技術の伝承に時間がかかり、

人が入れ替わると同様のパフォーマンスを発揮できないなんてことも。

それでは、いつまでも牛を飼うことに必死になってしまい

地域や社会の課題に目を向ける事や、課題解決に取り組むことは難しくなってしまいます。

そこで、仕事を平準化、単純化したうえで、言語化し、

人から人へ容易に技術が伝わるようにしていこう!

そういった組織化には不可欠な取り組みを今行っています。

人の感覚や感性に依存しがちな酪農の仕事の一つに哺乳があります。

どのタイミングでミルクの量を増やすか。

どのタイミングで離乳に向けてミルクの量を減らすか。

ベストを求めるあまりに、難しくなりがちなこの作業を

誰がやっても8割以上のパフォーマンスが発揮できるようにしつつ、

日々人が入れ替わったとしても、同様の基準で作業が行え、

煩雑な伝達作業も不要な状況を目指し、

ホワイトボードと磁石を用いた哺乳のモジュール化を取り組んでみました。


ホワイトボードをどのように使ったら、より簡単に行えるか。

色々試行錯誤を繰り返し、ベータ版が出来上がりました。

後日届くホワイトボードに枠線を清書して試用を始めてみたいと思います!


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