お盆休み気分

 

先日。お手紙を頂きました。本当にうれしかったです。

こうしている間にも、県内の離農の話は出ており、現在の情勢を受け、

今後更に離農者が増える事も十分に予想できます。

それは酪農に限らず、畜産、耕種や園芸農家、果樹農家、いずれにおいても同様で

来年の春、農地がどうなっていくか、恐怖といっても過言ではないくらいに

不安が広がっている農業界です。

酪農でいうと、本当に飼料の値上がりが止まりません。

40円/kg弱で買っていたはずの牧草も、今月は75円/kgになっています。

50円/kgで買えていた配合飼料も85円/kgを超えています。

搾乳牛は、こういった餌を毎日1頭が25㎏食べます。

それでも農家が売り渡す生乳の価格は1円も変わっていません。

3700万円/12年の少額な借金で築50年の牛舎と7頭の乳牛を買い取り

何とか開業した新規参入者としては、

開業後も資金に1円も余裕はなく、工夫して工夫して一時は95頭まで増頭しました。

しかし、この情勢を受け80頭まで頭数を減らしながら今を生きています。

過去にあった苦労を思えば、今の状況もそう違いはなく、

何とかして乗り切る対象でしかありません。

とは言ってもやっぱ疲れはたまるもんで、お盆の少し予定が空いた瞬間、

一度プッツンと集中力が切れた感じはあります。

ふぅ。再度心を燃やします。頑張るぞ。

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