正解は無いよね


 酪農をやってきて、頭を悩ませるのが人材育成なんです。

これはどんな職種でもそうなんだと思いますけど、

「これが100%正解!」ってものが無いから、

どうやって技術を教えていくのが良いのか四苦八苦します。

色々口出ししてほしい人もいれば、見ててほしい人もいる。

素直に受け取ってくれる人もいれば、

期待と違う事を言われると信用を失う人もいる。

後輩、従業員、仲間、パートナーといえど、相手も人間。

当然、配慮は必要ですけど、時にはリーダーシップを発揮しないといけない場面も。

牧場で起こるトラブルも損失も、牧場全体でフォローして修正すればいいけれど、

誰かのせいにしたり、抱え込んでしまったり。

成長にストイックな人もいれば、ノンビリやってたい人もいて、

それを尊重できる人もいれば、耐えて辛くなってしまう人もいる。

ほんと、人って難しいと思う。けれど、ココに居るという縛りの中で

自分を変え、職場を刺激し、共通の目標の中で、個性を出せる

そんな人材にまずは自分がどうやったらなれるか。

そして、そんな人材をどうやったら育てられるか。

結局正解は見えないけれど、とにかく自分は未熟だなと。

まずはとにかく自分の欠点を改善し続けるのが最優先ですね。

相手に求めたい事は出てくるけれど、どこまで伝えて良いものやら。

相手の時間、支払える給料。こちらが欲しい働き方。それぞれの働き方。


うーん。考えすぎかもしれない。けれど、考えちゃう。

自分一人じゃ成せない事を、集団だからできる。

仲間がいるって良いもんですよね。

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