頂きました!優秀賞特別賞!
昨日東京の日経ホールで開催された
第36回全農酪農経営体験発表会へ出場させて頂き、トップバッターで発表させて貰いました。
予選では牧場の経営状況を、直近3年間の決算書や牧場の管理状況等を2度にわたり書類審査され、現地審査も1回行われました。
経営体験発表なので、選抜には当然、3年間の所得の状況などが大きく影響するのは明白です。なので、当然、新規参入からの3年間の決算書は初年度が大きな赤を示さざるを得ないため、はじめにエントリーの打診があったときは『私で良いんですか?無理ですよ?』からのスタートでした。書類を出すだけなら、と言うことで提出してみると、なんとまぁ最終の発表まで残ってしまったのです。
この発表会に平行して行われる、酪農の夢コンクールで以前わたしは、非農家ながらに酪農家を目指し第三者継承で夢を目指す内容の作文で優秀賞を頂いた経緯があります。夢コン出場者が酪農家になり、こうして都府県において経営を形にしようとしている初期の3年間の決算書は酪農業界にとっては貴重な情報だと。そんな特別枠的な形で選ばれたんだろうと自覚はあったので、最優秀は何が起こっても無理だろうという思いでいました。
ただ、賞うんぬんより、この業界ではとても有名な発表会で、非農家出身が、県外移住者が、都市近郊で、新規参入を果たした事実を持って、一人でも多くの人の心に何かを刻めたら、若い酪農家を目指す人達の勇気になれたらと言う思いで精一杯の準備を行い、臨みました。
その結果、頂けたのが特別賞でした。本当にあわよくば、と思っていた賞に手が届き、与えて頂き、正直涙を堪えるのに必死でした。
近年まれに見る、若い世代だけで行われた今回の発表会のレベルは異常で、それぞれの土地で最大の利益率と、今後も飛躍するビジョンを持った方々の発表は得るものが多く、是非多くの方に、今回の資料は見て頂きたいと感じました。
終了後、
『良かったよ!』『面白かった!』『頑張れよ!』『研修させて下さい!』『最優秀でしょ!』とまで言って下さった方々。本当にありがとうございます!
全農的に言うと
『青沼光はまだまだです!』
また10年後、今度は同じ土俵に立って選ばれるように、今日からまた人と牛と地域と向き合っていきます。
本当に貴重すぎる体験をありがとうございます。
コメント
コメントを投稿