11月3日は共進会

共進会という牛のコンテスト。
学生の頃は全く興味がありませんでした。
「乳を搾ることに集中するべきだ」と。

しかし、誤解でした。

共進会に職場の牛を出す仕事があって、
仕事だから、と、手伝って、出品してみて
初めてわかったんです。

共進会って牛の能力を引き出してやるための
農家同士の研鑽の場だと言うことを。

共進会で優れた評価を貰うと言うことは、
牛の改良、日々の管理技術、牛との向き合い方
その全てが優れているということ。

そして、その優れた牛や、その畜主と、
自分の牛と自分自身を比較する
他に無いチャンスだと言うこと。

共進会へは是非とも自分の牛を連れて行って見てください。
共進会へ出すような牛は居ないと言う方にこそ、おすすめです。
自分の牛がダメという思考から、
自分の牛のここがダメという具体的思考に変わるだけでなく、
その改善方法のヒントも転がっていますから。

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