空気の流れを考える

牛舎の壁が屋根まで隙間なく施工してあったうちの牛舎。
牛舎内の換気方法が、陰圧を利用したトンネル換気であれば、
とても重要な構造なんですが、
牛舎を引き継いでから、繋ぎからフリーバーンにしてから牛舎を開放換気に切り替えた。
これによって、空気の扱い方が大きく変化します。
今の換気方法になると、壁が屋根までピッタリくっついていることで、
牛舎内の暖かい空気が、牛の背中付近まで降りてくる事になりますし、
何より、換気扇が送り出す空気は、牛舎上部に溜まった暖かい空気を
牛に向けて吹き付ける構図になります。
牛舎内の空気を循環させるだけで、換気が出来ていないという状況です。
しかも、今年導入した細霧装置によって、
本来、牛を快適に過ごさせる為の細霧が、
ただ加湿をするだけになり、不快感を増すだけの装置になってしまいます。
このため、牛舎上部に溜まる湿度と温度の高い空気を
いち早く逃がすために、あえて屋根付近の壁をぶち抜くという
改修を今年行いました。
牛舎の温度が、1度~2度下がりました。
それに、牛舎に入った時の空気が軽くなった「感覚」を覚えました。
機械も正しく使わないとと思います。