秋の体型調査&体系審査(初)

 

10/29に体型調査がありました。

これまでは体型調査は何度も受けています。
今回は初めて体型審査も依頼してみました。
今回体型審査をしてもらったのはこの子。
3歳8か月のオーソンです。
育成牛の時に、共進会で引いてトップを取ってデーリィマンにも
掲載されたことがあるこの子。
オーバーコンディションになりがちなんですが、
今回は8月末に分娩していて、コンディションも良さそうだったので
思い切って牧場初となる体型審査してもらった次第です。
ちなみに、個人的にも体型審査は初体験なので
何をどうしたらいいかと思っていながらも、結局当日までバタバタが続き、
牛を洗ってやることすらできずにジャッジ。
結果、決定得点87でⒽマークももらい、上出来でした!
85点超えれば良いかなぁと思っていたので、
個人的には大満足です。
体型審査は、自分で選んだ種雄牛から生まれた子を
自分で育成したものを評価してもらいたいという思いがあったので、
開業から6年目にしてようやくたどり着いた感じで、
その一頭目が高評価で自信になります。


ちなみにこれらが各部の得点でした。
一緒に体型調査を受けた初産牛の結果も写っています。
今回体型審査を受けたオーソンは我が家の育成第1世代。
いずれもオーバーコンディションで育ってしまい、
この世代の牛は、年齢の割に各部の発育が「良すぎる」
いわば早熟の傾向があって、オーソンも例外なくそうです。
なので、3歳にしては出来すぎた体型でこのような高得点になっていて、
ある意味、欠点ともとれると思っています。
なにせ、3歳にして、この後の成長を期待するというよりは、
ここからいかに欠点を増やさないようにするか。という管理が
必要となってくるからです。
本来ならば、6歳クラスに向け、充実していく牛を見るのを楽しみたいところ。
そういった点でいえば、今回体型調査を受けた
育成第3世代と勝手に位置付けている、今初産を迎えた個体、
そして、現在の未経産牛は、ますます楽しみな個体が多いと思っています。

決定得点が高ければそれはすごいことなんですが、
今後は引き続き、年齢相応の発育を実現させながらも、
他の牛にはない目を引く、魅せてくれる牛を一頭でも多く育てることができるよう、
日々の管理を改善していきたいなぁ。なんて、思った次第です。


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